松重豊
出典:zakzak.co.jp

こんにちわコノハです。
夢を叶える為に上京して、生活を支える為に
長い下積み経験を経て一躍スターにのし上がる…
そんなエピソードが芸能界には溢れてますね。

俳優の松重豊さんも、その一人です。

遅咲きといわれる51歳での主役抜擢された
「孤独のグルメ」シリーズはシーズン4まで放映されるなど
原作の人気もありますが、松重さんの人柄がにじみ出た
作品で、好感を持てました。

 

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はじめに

松重豊さんは福岡県出身で、俳優を志、上京すると
東京下北沢の中華料理屋さん「珉亭(みんてい)」で
アルバイトしながら役者を目指しました。

その際、一緒にバイト仲間として働いていたのが
元ブルーハーツで現在ザ・クロマニョンズのボーカル甲本ヒトロさんです。

お二人は今でも交流があり、あの頃を振り返った熱い思いがあるようで
『土曜スタジオパーク』に松重さんが出演された際に甲本さんが送ったメッセージが
二人の友情を物語っています。

松重豊くんへ
上京して下北沢で同じ中華料理屋でバイトに入った日が一緒で、
10代の僕らが仲良くなるのに 時間は必要ありませんでした。

僕はバンド、豊は芝居の道を 歩き始めたばっかりでした
そこからバンドと芝居とお互いの夢を語り合ってた日がずっとあったね!
今も俺はバンド、豊くんは芝居…お互い夢をこれからも続けていこう!
あの頃の下北沢の 永遠に続くかのような時間は 今というこの場所に
つながっているのだろうか。

こうやって豊に手紙を書いている事も同じ物語のワンシーンなのだろうか。
そしてあの時のあの場所が スタートだったとしたら ゴールはどこなんだろうか。
30年たった今も僕はバンド、 豊は芝居に明け暮れています。

そう、ちっとも変わっていません。 これからもずっと変わりそうにありません。
もしかしたら、あの時僕らは すでに夢を叶えていたんじゃないだろうか。
そう思ったらとても 会いたくなりました。 飲みましょう。
その時は、 この手紙をからかって笑いましょう。

甲本ヒロトより
追伸 おいしそうに食べる様子は あの頃のまんまです。

出典:NHK『土曜スタジオパーク』

孤独のグルメで見せたあの気持ちのいい食べっぷりは
若き学生時代の松重さんの姿そのものだったようですね。

松重さんが主役として寡黙にひたすら食べるドラマ
「孤独のグルメ」での食べっぷりと表情が何とも楽しいです。

出典:youtube

食べるのが好きそうな、心の声を表情にするのって大変そうですが
視聴者としてはとてもうらやましい限りのドラマです。

 

アルバイトで培った生きる術

餃子作りは家族を支えるため?

松重さんは1982年に明治大学文学部演劇学科へ入学した際に
下宿先の近くにあった「珉亭」で即アルバイトをするのですが
その時に一番得意になったのが餃子を作ることのようです。

松重豊の家族と餃子
出典:matsushige.cocolog-nifty.com/blog/2007/12/post_9b1c.html

 

松重さんのブログで紹介されている餃子。
食べたくなると家族みんなで一緒に餃子を作るそうで
餃子作りはちょっとした行事のようですね。

しかし、そこには松重さんなりの考えがあるようです。

役者はいつ大成するか、食えなくなるかわからない
自分の人生で家族を路頭に迷わせたくないという思いから、手に職つける意味で
小さいお子さんにも餃子の作り方を教えていたようです。

うちは家族全員が餃子を巻く。

幼稚園の頃から巻かせる。

役者はいつ食えなくなるやもしれず、

そん時ゃ、皆で生餃子売ろうと、駅前で、

8個¥300 15個¥500(税込)ぐらいで。

生活かかってるから、必死に巻かせたね。

出典:matsushige.cocolog-nifty.com/blog/2007/12/post_9b1c.html

 

年頃の娘さんにとっては迷惑だったようですが、親心として
どうなっても生活できるように、せめてもの特技を見につけさせたかったという
気持ちが伝わります。

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下北沢の珉亭(みんてい)

きたなシュラン認定店

松重さんが学生時代に甲本さんとバイトしていた「珉亭」は
現在も健在で、最近ではフジTVの「きたなシュラン」で
三ツ星を獲得していたのが記憶にあります。

中国麺家「「珉亭」
出典:shimokitazawa.info/news/2013/11/mintei/

 

そんなに汚い店構えには見えないのですが、中に入ると
すす汚れた壁掛けのメニューや油で汚れた天井、昔ながらのイスとテーブルが
その雰囲気をかもし出しています。

朝11:30の開店時から既に常連のお客さんで賑わうようで
昔なじみに親しまれた大衆食堂といった風情です。

中国麺家「「珉亭」メニュー

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中国麺家「「珉亭」メニュー2
出典:shimokitazawa.info/news/2013/11/mintei/

 

価格的には割りとリーズナブルな部類ではないでしょうか?
TVでも紹介されていましたが、このお店の珍しいメニューは
「ピンクのチャーハン」です。

中国麺家「「珉亭」チャーハンセット
出典:shimokitazawa.info/news/2013/11/mintei/

 

これは食紅で色をつけたチャーシューと炒めた際に
ご飯に一緒につくことでピンク色に色づくようですね。
バナナマン日村さんにとても好評でした。

 

まとめ

中国麺家「「珉亭」は創業50年近い老舗です。
下北沢では上位にランクインするほど、人気のラーメン屋さんとして
人気のようで、いくつもの雑誌やネット情報が散見されます。

松重さんが腕を磨いた餃子も食べてみたいですが、きっと
このお店で一所懸命に技術を磨いた本物の味がすることでしょうね。
甲本さんも何か作っていたか気になります。

  • 1982年に明治大学文学部演劇学科へ入学
  • 福岡県出身
  • 状況後直ぐに中国麺家「「珉亭」でアルバイトした
  • ザ・クロマニヨンズのボーカル甲本ヒロトさんも一緒にバイト
  • 下北沢では有名な中華料理店
  • 創業50年を迎える
  • ピンク色のチャーハンがある

 

中国麺家「「珉亭」

編集後記

手に職つけるって大事ですね。
夢を追いかるなら尚更生きてくための術が
あるとないとでは、その後の人生に安心感が違います。

料理できるとなにかといいですよねー。

 

でわでわ、また今度。

 

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