こんにちわコノハです。
秋は結婚式にお呼ばれされる事も多い
ウェディングシーズンの1つですね。

ウェディングソング

毎年ランキングされる結婚式の
ウェディングソングですが
実は使用再生されるランキングには
あまり変化が見られない事がわかり
驚きました。

 

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はじめに

以下は「オリコンランキング」発表の
2014年最新のランキング結果です。

1位:乾杯 長渕剛
2位:Butterfly 木村カエラ
3位:てんとう虫のサンバ チェリッシュ
4位:CAN YOU CELEBRATE? 安室奈美恵
5位:One Love 嵐
6位:家族になろうよ 福山雅治
7位:永遠にともに コブクロ
8位:愛をこめて花束を Superfly
9位:バンザイ~好きでよかった~ ウルフルズ
10位:ハッピーサマーウェディング モーニング娘。
10位:お嫁サンバ 郷ひろみ

出典:オリコンランキング

4位を除く上位は全てこれまでの
超定番曲ばかり!!という結果。
あまりの無変化に呆れてしまいます。

実際、披露宴にお呼ばれされると
いずれかの曲が再生されるので
「あぁまたか…」と思ってしまいます。

何故、定番ばかりに人気が集まるのか?
コノハなりに検証してみます。

 

歌詞、曲ともに落ち着いたものばかり

ランクインした曲の使用シーンの多くは
ほとんどが最初の入場やお色直しです。

ロック調やアップテンポな最新の
アイドル曲では披露宴に相応しくない!
というのが大方の感想のようです。

どちらかというと
長く結婚式という特別なシーンで
歌い継がれるのに相応しいか?という所が
大きなポイントのようです。

結婚情報誌『ゼクシィ』CMソングとして
オンエアされ人気となった木村カエラ
「Butterfly」については

「友達の結婚式で歌いました」(女性/20代)
「新婦の友人たちがみんなで歌っていて
微笑ましかった」(女性/50代)といった感じで
女性ゲストの余興の定番使用曲となっていたり
入場曲などBGMとしての人気も高いですね。

全10曲のランキングがいずれ
入れ替わるときが来るかもしれませんが
これらポイントとご時勢に沿った
人の心にマッチする曲かどうかで
今後のランキングが変わりそうです。

 

30年以上歌い継がれる「乾杯」

1980年発表の長渕剛さんの「乾杯」は
今でも多くの人の心と耳に残る大ヒット曲です。
教科書にも採用される人気。

学校の卒業式でも歌われるほど
多くの人の支持を集め歌い継がれています。

当然、結婚式で採用されるのもうなずけますが
これを結婚式で聞いたり余興などで採用した
人達の声によれば、なるほどな訳がありました。

「新郎側のゲストがよく歌っている」(40代/男性)
「新郎側の友人代表の方が朗々と歌って、
大喝采を浴びていました」(女性/50代)という
コメントが多数寄せられ、特に男性ゲストによる
“歌い上げソング”としての印象が強いようだ。

「私の結婚式の時、私のピアノ伴奏で父が歌ってくれました。
一生懸命歌ってくれた父の姿に涙が出ました」(女性/40代)
といった感動的なエピソードも寄せられた。

 50代からは「結婚式といえばこの曲!」(50代/男性)
といった意見が多く、20代からも「幅広い世代が
出席した結婚式で、ほとんどの人が歌っていた」(20代/男性)
「テーブルごとに順々に「乾杯」を歌っていき、
最後に全員で合唱した」(女性/20代)と具体的な
エピソードが寄せられ、世代を超えて愛される
結婚式のスタンダードとなっている。

出典:オリコンランキング

みんなが知っていて歌えて
歌うことで一体感を醸成できる名曲として
「乾杯」が定番足りうるのは自然ですね。

「一体感」というところでは
東日本大震災の慰問Liveで長渕さんが
自衛隊や地元の人を無料招待して熱唱した
ことが話題になりました。
長渕剛 – 航空自衛隊松島基地 隊員激励ライブ_乾杯

曲は40秒頃から歌唱が始まりますが
この動画は最初から見て欲しいです。
みんなの一体感や絆を感じられる良い動画です。

人を励ましたり新たな門出を祝う
餞の歌としては最高の曲ですね。

大人になって歌詞の意味がわかるようになり
改めて聞くと、心に染み入るのがわかります。
思わず泣いてしまう曲です。

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ライフスタイルの変化と世代層と経済

また残念なリサーチ結果として
昨今の晩婚化や若い世代が結婚式自体を
しないなど、いろんな理由で披露宴実績が
減少してきているのも定番曲固定化の
要因と思われます。

定番曲上の図は「Take and Give Needs」社が
厚生労働省人口統計をもとに同社が作成した
独自データです。

1社比較ですが、他社比較とも変化が無いので
これが業界の動向なのだろうと思われます。
入籍しても式は行なわず、行うのは晩婚世代が多め。

30代以上のカップルは経済的にも
蓄えや準備期間が多くとられていて
趣味・嗜好もだいたい似ています。

そんな晩婚世代が式を挙げると
当然BGMが被るのは自然な成り行きですね。
しばらくこの傾向に変化はなさそうです。

トレンドは人口動向で決まるのですから!

まとめ

これはみんな考えていることが同じ
という事を如実に物語っている証拠ともいえ
予定調和を好む日本人ならではの傾向と言えます。

大きく外したくなければ
これら予定調和を想定して行動を起こせば
安心でしょうね。

  • ウェディングソングの定番は「乾杯」
  • 人々の思考変化が定番化を生んでいる
  • お祝いに相応しい曲である事
  • みんなが知っていて歌えて一体感を醸成できる
  • 世代男女関係なく支持される曲

編集後記

大人になってから歌わされた曲の
歌詞の意味を改めてなぞると
驚くことばかりです。

こんなにも深い意味がこめられていた!と
あの頃軽々しく口ずさむようにタダ歌っていた
頃とは印象が様変わりします。

あなたもあの頃歌った歌を
改めて思い起こしてみてはいかがでしょうか?
新しい発見があるかも!?

 

でわでわ、また今度。

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