こんにちわコノハです。
日本人のきめ細やかさ、高品質なサービスが
最近話題になることが多いですね。
このたび東京オリンピック等外国人向けで
話題となりそうなおもてなしマシーンが登場しました!
こんなところにまで気を使う日本人っていったい…
はじめに
日本人は奥ゆかしさを美徳とする
人への気遣いをどこでも誰に対してでも
行なう素晴らしい文化を持っています。
それは躾であったり、学校教育であったり
はたまた先人からの教えであったりと様々です。
突然ですが、この作法?
なんという名称か知ってますか?
いつ誰が始めたのか?
どんなメリットを狙って取り入れられるように
なったのかは諸説ありますが、少なくとも
他人への配慮が背景にあるのは間違いないです。
この折方の名称は
「三角折」、別名「ファイヤーホールド」
と、いいます。
この2つの単語は同じ意味を表します。
由来と変遷
ファイヤーホールドが先か三角折が先か?
昔、消防署のトイレ清掃を行なった後、
最後に「お掃除しましたよ」というサインとして、このように
三角に折ったのが始まりとされています。
いつ何時、緊急出動するか分からない
消防士さん達にとって、トイレットペーパーの端っこを探す
行為は死活問題!一刻の猶予もなりませんから!!
消防署が起源のなので「ファイヤー」
トイレットペーパーを掴む部分だから「ホールド(掴む)」
これを合わせてファイアーホールドとなったと言われています。
この話を聞いた帝国ホテルの清掃作業担当の方が
自分達の仕事の証しとして取り入れたのがキッカケで
一般にも広まったとされています。
ちなみに消防署が先かホテルが先か問題は
定かではありません。
いずれにしても、次に使う人への配慮と
直ぐに利用できるようにという機転がきいた
細やかなサービスのように思えます。
コノハは、この「三角折」がされているトイレにあたったら
ちょっと嬉しかったりしますが、みんながみんなそうではないようです。
あるアンケート調査の結果では
予想外に好意的でないことがわかりました。
そこには日本人独特の潔癖症があるように感じ取れます。
『トイレットペーパーの三角折り「しないでほしい」が6割』
出典:エキサイトニュース アンケート
それぞれの理由を見ると、納得する部分もあれば
ちょっと考えすぎなような気もしますが、アンケート結果に従えば
あまり好意的ではない様子です。
(回答母数が不明なので絶対ではありません。)
なるべく自分が使う部分意外には触れないように
配慮する気遣いが必要とされているようですね。
日本人の底力!
こんなものまで自動化しちゃう…
日本人は手先が器用と言われています。
アイディア発掘は欧米には適わないというきらいがありますが
機械でできる事は自動化してしまおうという思考が
ここまで浸透してしまったのは驚きというか、こだわりだと
感じました。
長野県の精密機械開発メーカー
「世界最速試作センター」が、この「三角折」を
自動化する「おりふじ」というトイレットペーパーの先っちょを
三角に自動で折ってくれる機械を開発しました。
出典:youtube「世界初自動三角折機能付ペーパーホルダー」
自動カット機能付きで、気になるお値段は1台\6万!!!
一般家庭への普及は難しそうですが、JAS規格国内販売正規品なら
どのトイレットペーパーでも「三角折」が可能だそうです。
一度、人の手に触れているのが嫌な人でも
これなら自動で折り返してくれるので基本清潔ですし
「三角折」は取り出しやすさというメリットがあります。
大手ホテルやデパート等からは既に引き合いがあるそうで
今後、私たちもお目にかかる日が近いかもしれませんね。
年内に販売と普及を目指すそうですが
欲を言えば、ストックがせめてもぅ2個は自動で
降りてくる加工を考えて欲しいなーと個人的に思いました。
もはや芸術の域?
このトイレットペーパーを利用した折り紙は
アート作品としていろんな媒体で面白おかしく紹介されていて
正直、難解な折り紙アートの域に達している作品もあります。
そんなトイレットペーパーによる折り紙アートを
紹介してみます。
↑クローバー
↑ハート
↑ネクタイ
↑バラの花束
↑龍 vol.1
↑龍 vol.2
↑天女
↑その他
以上、トイレットペーパーアートの一覧でした。
くれぐれも真似して個室トイレを占拠しないでくださいね。
まとめ
日本人の器用さが分かる作品や機械でしたね。
欧米の方はあまりにも機械化が進むのを歓迎しないという
考え方があるといわれますが、これを面白いと思うか
行き過ぎと感じるか機会があれば伺ってみたいです。
- トイレットペーパーの先を折る名称を「三角折」
別名「ファイヤーホールド」という。 - 起源は消防署か帝国ホテルの清掃担当者いずれか
- 長野県の精密機械開発メーカー「世界最速試作センター」が自動化した。
編集後記
こんなにもいろんな折方ができるんですね。
もし鶴とか龍とか芸術的なトイレットペーパーに
出会ってしまったら使えないかも…
ウォシュレットの次はこれが世界に?…
でわでわ、また今度。