出典:blog.livedoor.jp
こんにちわコノハです。
ストレスの多い現代社会では
いろんな解消法がありますが
中でも、日常的に気軽に取り組める
ヨガやストレッチは人気ですね。
実は多くの格闘技術には、ストレスを軽減するための
技が盛り込まれていることが多いですが、ロシア格闘術の
「システマ」もそのひとつです。
はじめに
システマとはロシアがまだソビエト連邦時代に
ミハイル・リャブコという人が、当時の独裁者スターリンの
ボディーガードから教わったとされる、近接格闘術です。
出典:ameblo.jp/noahnoah1017/entry-11747538399.html
スピーディーでありながら常に脱力したスタイルで構えをとる
独特の柔術で、日本の合気道と似たところがあります。
そのシステマ格闘術の中でも、大事な要素とされるのが
「呼吸法」で、システマブリージングと呼ばれています。
これは基本的に鼻呼吸をし大きく長細い息を
口から吐くだけの呼吸法です。
それらがもたらす効果は、私達のような一般人にも効果的で
リラックスや痩身、ストレス軽減、痛みをコントロールするという
様々なメリットを与えてくれます。
いったいどんな呼吸法なのでしょうか?
システマブリージングとは
意識せず定着させることがポイント
基本のシステマブリージングのやり方はとても簡単です。
簡単に言うと常に「鼻呼吸」で全ての動作を行なうことだけです。
なんだか単純すぎて本当に効果があるのか半信半疑な方も多いでしょう。
試しにシステマブリージングを5分程度でも実践してみると
体の中心部から暖かくなるのを感じると思います。
鼻呼吸を行なう事で代謝が上がることが要因のようです。
基本のシステマ・ブリージングの手順
- 鼻から息を吸う
- 口を軽くすぼめて口から息を吐く
※ 胸式でも腹式でもいい。
※ 自分が快適に感じる深さで呼吸をすればOK
※ この基本の呼吸法を3~5分試すだけで、体がリラックスして
血圧と脈拍が下がるとされる。
ね、とても簡単ですね。
システマブリージングを実践することで、体の緊張をほぐし
硬直した体から精神面へ悪影響(恐怖・緊張・パニック)を
引き起こさないよう防止策として取り入れられるようです。
何でも形から入ると「悪い」という印象がありますが
ことリラックスを演出するには、形から入れることで上手に
精神面にいい影響を与えられるようです。
型は大事ですね。
システマは2005年頃に初めて日本上陸を果たし
その後、日本人公認マイスターが数人道場を開いているようです。
中でも公認システマインストラクター:北川貴英氏は
いろんな所でシステマブリージングを普及させる活動を行なっています。
下の動画は、ある教室でシステマブリージングをレクチャーしている
珍しい動画です。実践の参考としてご覧ください。
出典:youtube
0:55頃から実践編の前の説明が始まります。
上級者向け「バーストブリージング」
システマを本格的に体得すると、平常心を保つことが出来るだけではなく
人体が受ける「痛み」さえコントロールできるとされています。
この痛みには外的ストレスを通しての痛みも含まれます。
上の動画の7:56頃に実践しているのがそれです。
ただ呼吸スピードを速めているだけに見えますが、それをするだけで
私たちの体の痛みを軽減したり、体力回復を実現するそうです。
前日の北川氏によればバーストブリージングを実践する方法は
「鼻から吸い、口から吐く。これを小刻みに行なう。」これだけです。
ただし、これを実践できるようになるまでには、
システマブリージングの実践で正しい呼吸法による効果を
自分が感じることが大切だといいます。
まず多くの人が直面するのが「バーストブリージングをやると余計に苦しくなる」というもの。
これは呼吸に過度の緊張が伴っているためです。
その緊張のために体力の回復どころか逆に疲れてしまうのですね。それを解決するには、自分にとって適切な呼吸の深さやペースをまず知ることが必要です。
例えば思い切り吸いきり、思い切り吐ききると、呼吸に伴う緊張がいやでも感じられるかと思います。
逆に浅すぎても空気が足りずに苦しくなってしまうでしょう。そのどちらの負荷も起きないような深さで呼吸をすることで、余計な緊張が起こらなくなります。
バーストブリージングのペースは早ければ良いというものでもありません。
インストラクターやマスターはとてもペースの早いバーストブリージングをしますが、
必ずしも同じようにする必要はありません。スポンサーリンク例え周りの人より遅くても、それで体力の回復が早まるなら、それはその人にとっての
バーストブリージングとして正解なのです。出典:systemablog.blog54.fc2.com/blog-category-2.html
これならできそうですね。
自分が効果を感じながら実践することが、実際に効果を得ることに
繋がるというのですから、その恩恵を多くの人が実感できそうです。
まとめ
鼻呼吸はヨガでも取りれられていたり、スポーツの世界でも
技術を向上させたり、体力回復や強制的にリラックスするために
様々な場面で実践されています。
私たちは生活の中で実践することで過度なストレスや
突然のトラブルによるパニックを引き起こさないように、自然と
身につければ、いろんなことに応用が利きそうですね。
- システマはロシアがソ連時代にスターリンのボディーガードが編み出した
- システマブリージングは基本的に鼻呼吸
- 呼吸のスピードや実践の仕方で得られる効果が違う
- バーストブリージングは痛みさえもコントロールできる
参考サイト
編集後記
むかーし昔、小学校低学年の頃
柔道を習ってみました。練習がきつくて
緑帯までしか進んでいないのに行かなくなっちゃいましたw
いつの間にか、誘ってくれた友達もやめてたなー…
でわでわ、また今度。