こんにちわコノハです。
現代人の新たな悩みとして
睡眠障害があります。
多くの人を悩ませている病ですが
ある簡単な儀式を行なう事で眠りやすく
なるそうですよ!
はじめに
フジテレビ「ホンマでっかTV」で
医療評論家:おおたわ史絵さんが
コメントされていたのですが
「快眠するには薬を使うより
寝巻きを新しくする方が効果的だ」
と言ってました。
しかも睡眠導入剤を使用すると
15分程掛かるところが、儀式を行なうと
平均9分で入眠したというから驚きです。
健康的な上にタダで効果を発揮するなんて…
更に「部屋着と寝巻きを分けて、
寝巻きを着たら寝る」という習慣づけを
すると効果的であるとの事でした。
どうしてこんな単純なことで
効果をあげる事ができるのでしょうか?
ルーティーンで儀式を行なう
寝る前に毎回同じ事を行なう事を
「入眠儀式」といって自分なりの儀式
を定着させれば、その儀式を行うだけで
交感神経から副交感神経系にスイッチが
切り替わるよう、自然と体が睡眠モードに
移行し穏かな眠りにスムーズに落ちていく事が
わかっています。
このルーティーンを行なう事で、脳内の
入眠スイッチを入れる習慣付けが出来るのです。
ルーティーン自体は何でもよくて
好きな写真を見たり、枕を撫でたり、
胸の前で手を組んだりと何でもいいです。
とにかく特定の行動を行ったら必ず
「寝る」という行動をする事が大事で
覚醒を促すような刺激を伴う行動はNGです。
(例:TVを見る、直前に飲食をする、PCやスマホを見る)
スイッチングの仕組み
先ほど「副交感神経」という言葉が
出てきましたが、これは抹消神経の一種で
大別して2つあります。
「自分の意思で動かすことが可能である体性神経」と
「自分の意思ではコントロールが不可能である自律神経」
とがあります。
この自律神経は更に2つに分けられ、
交感神経と副交感神経とに分別します。
どちらも互いの逆の作用をする効果があります。
体を活発に活動させる時に働くのが交感神経。
(例:運動する→心臓の鼓動が早くなる→汗が出る)
逆に体がゆったりとリラックスした状態で働くのが
副交感神経です。
(例:食事をする→胃酸が分泌→腸が活発になる)
脳内神経伝達物質の分泌を促す
副交感神経が働くと多くの場合
脳から何らかの指令が関係器官へ送られ
それぞれの役割を果たそうとします。
入眠時に副交感神経が働くと
一気に眠くなるのはこのことからです。
人の睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠という
睡眠の切り替わりがあり、睡眠を開始する際に
神経伝達物質であるセロトニンが分泌され
最初に分泌量が上昇する事で入眠を促します。
睡眠の開始後およそ90分後、最初のレム睡眠に
導くことを「レム潜在期」と呼び、その後
レム睡眠・ノンレム睡眠を交互に繰り返します。
この「レム潜在期」へ脳を導くために
前述の儀式を行なう事が脳内の指令スイッチを
強制的に切り替えるのと同じ効果が得られます。
脳は案外騙され易いことがわかっていて
これらフェイクを用いる事で、あたかも
実際にそうしたように思わせることが出来る
ことがわかっています。
まとめ
脳を上手いこと騙して自分の得たい効果を
狙い生活に取り入れることで、快適な環境を
構築することが出来そうです。
- 睡眠導入剤は入眠まで15分程度掛かる
- 入眠儀式なら平均9分で眠れる
- 儀式は何でもいいが刺激の少ない事をする
- パジャマを新調すれば脳に入眠儀式を植えつけられ
これを着たら「寝る!」を意識付けることが出来る - 脳は騙され易い
編集後記
コノハはいつも寝る前に
ある曲を脳内再生しています。
シンセサイザーでミックスされた
幻想的な曲で、たった1拍の短い
音なのですが、これを脳内ループ再生すると
いつの間にか寝てしまいます。
あなたの入眠儀式は何ですか?
でわでわ、また今度。