しめ縄
出典:item.rakuten.co.jp

 

こんにちわコノハです。
仕事始めを皮切りに、お正月も終わり。
いよいよ通常予定の始まりですね。

お正月の終わりといえばしめ縄や門松の終い時
あれっていつ片付けてしまうのがいいのでしょうね?

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はじめに

しめ縄は神道の道具の一つで、神の領域と
現世とを分ける結界の役割を持っているそうです。

古神道の慣わしでは、しめ縄は神様が降りてきて宿る場所で
お正月に神様にお越し頂くことで、御利益に与ろうとしたことから
各位家々へしめ縄を飾る習慣が出来たようです。

よって飾るタイミングというのも結構重要なのです。
12月13日にすす払い(大掃除の起源)を終えたら
その日に「正月事始(ことはじめ)」としてお正月の準備に
取り掛かると良いとされています。

ただし28日を過ぎてお飾りすると「29日」なら「二重苦」として
縁起が悪く、31日だと一夜飾りになるため、これも避けた方がいいようです。

 

しめ縄をしまうのはいつ?

一般的には「松の内」を過ぎてから

もともとは1月15日までが「松の内」という期間で、お正月行事を
執り行う期間とされていましたが、、1662年1月6日に当時の徳川幕府が
「1月7日をもって飾り納め」を指示する通達が成された事から
松の内は1月6日までとされています。

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関東での松の内は?

左記の徳川幕府の通達が江戸の城下町に通達されたのをきっかけに
関東周辺の町々にも同じ様な慣習が伝えられた事により、1月6日までを
「松の内」として、翌日7日にはしめ縄や門松飾りを取り除き、15日の
ドンド焼きに出したり、毎年お参りする神社仏閣に納めるのが一般的です。

 

関西での松の内は?

関西圏での松の内は、旧暦の取り扱いに習って
1月14日までの間をお正月行事として過ごす習慣が残っている
地域が多く、15日にお飾りを外す事が多いようです。

ただしこちらもドンド焼きは1月15日なので、その日に外したしめ縄を
お焼き行事を行なってくれる神社等に持参して、お正月行事の区切り
としています。

 

もしドンド焼きに持っていけない場合はどうする?

神様が降臨し宿った物なので、粗末な扱いはNGですが
現代人ではどうしても予定が合わない場合がありますので
そのような場合はなるべく他のゴミと別にして新聞紙などに包んだ後
感謝の気持ちを込めて静かに丁寧に収集所まで持って行きます。

 

出典:youtube

ちなみにドンド焼きは上の動画のような行事です。
焚き火じゃありませんよ!w

ドンド焼きでは1年間お守り頂いたお札やお守り破魔矢など
いろんなものが納められた後、一気に燃やすのが見所ですね。

なるべくならこのドンド焼きを拝みながら旧年の感謝と新年のご挨拶を
かねて神様へ面通ししたいものです。

 

まとめ

しめ縄はただの正月の雰囲気を形にしたものではありません。
きちんとした神道の儀式に則った祭事なのです。

そこには然るべきタイミングで飾り、外す時期が設定されていて
今後もお正月の慣習として受け継がれていくものです。
どうして飾るのか?その意味や由来を知って、少しでもご利益を得られる
そんなお正月を過ごしたいものです。

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  • しめ縄は神道の祭事道具の一種で、神様が宿るもの
  • 徳川幕府が1662年1月6日に幕府令で、松の内の時期を変更した。
  • 松の内は関東では6日まで、関西では15日までというのが一般的
  • 取り外したしめ縄は1月15日のドンド焼きで燃やしてもらう。
  • 一般ゴミに出す場合は、新聞紙に来るんで他のゴミとは別にして出す。

 

編集後記

コノハがお正月だなーと感じる風景は
車にミニしめ縄が飾られているのを見ると、何だか
そんな気分にとらわれてしまいます。

今では車にしめ縄飾る人が珍しいかも…ですがw

 

 

でわでわ、また今度。

 

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