こんにちわコノハです。
自分の体は自分が良く知っていると
自負する人も多いことでしょう。

スター

明石家さんまさんがTVのコメントで
独自の自己健康診断方法を暴露して
いたのですが、とても衝撃的な方法で
真似するにはハードル高いです。

 

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はじめに

フジテレビの「ホンマでっかTV」で
独自論としてその方法を紹介したのですが
聞いてビックリな方法でした。

その方法というのが
「練習しないで20kmくらい走ると
自分の体の弱いところが分かる!」
「自分の体の状態を知りたかったら、
人間ドックを受診するより、いきなり!
練習なしで20kmくらい走ってみたら良い」
と堂々と言ってのけました。

これはかなりハードルの高い
自己流健康診断方法ですね。
普段から運動をしていない人にとって
1km走るのもシンドイと思います。

ところがその場に居合わせた
医療評論家・おおたわ史絵先生は
大変的を射た方法であると驚いていました。
誰しも真似できる方法ではありませんが
専門家からはお墨付きをもらったような形です。

どうしてこの自己流が体の不調を知る
方法として凄いのでしょうか?

 

体の回復システムから理解する

さんまさんが披露した方法を実践すると
間違いなく筋肉痛が全身に及びます。

そうなると、体の回復システムは
傷んだ部分への血流量を大幅に流入させます。

そうする事で血液中に含まれている傷の修復に
必要な酵素や栄養分を運び込むことで迅速な治療を
施そうと自動で行なってくれるのです。

先ほどの急激な運動で傷ついた筋繊維の修復のため
血液が筋肉に集中することになり、もともと弱かった
部分への血流が滞りがちになります。

そうなると弱い部分の修復が疎かになり
時間と伴にますます悪くなっていきます。
結果、悪い部分が顔を出すというのが
この方法のポイントです。

かなり無茶な自己診断方法です。
体力に自信が無い人は絶対に
真似てはいけませんね。

 

自己回復機能の正体とは?

ところで健康の回復には
2つの条件が必要であることが
わかっています。

  1. 血液の質
  2. 血流量

もし体をぶつけたり、筋肉がこわばり
血流が阻害されると体内ではあるホルモンが
分泌されるのです。

そのホルモンが「プロスタグランジン」です。
このホルモン機能は痛みの警報を発する事で
プロスタグランジンが傷部分等で分泌されると
その周囲に血液が集まってきて修復が開始されます。

その際、血管が拡張して血液が集まり修復という
プロセスを経るのですが、一緒に副作用も発生します。
それが痛み、腫れ、発熱なのです。
これが多くの病気や傷を負ったときの反応なのです。

西洋医学ではこのプロスタグランジンを抑える為の
薬が開発されていて、多くは炎症抑制剤として
私たちに処方されます。

ところが人体というのは不思議なもので
この痛みや腫れ炎症を発生させるホルモンを
打ち消すための別の抑制ホルモンも分泌して
くれるのです。

そのホルモンの正体は同じく
プロスタグランジンなのですが
厳密にはプロスタグランジンE2とE3という
機能性に違いのあるホルモンなのです。

炎症を抑制してくれるプロスタグランジンE3
逆に炎症を激化させるプロスタグランジンE2
これらは食用油を原料に体内で生成されるそうです。

 

食べ物でバランスよく制御できる?

前者はオメガ3系から、後者はオメガ6系から
体内で生成されることは分かりましたが
あまり痛くならないために何か手だてがあるか?

絶対的ではありませんが、普段の食品の摂取で
ある程度コントロールできるようです。
やはり痛みはあまり歓迎しませんよね。

炎症を抑制してくれるプロスタグランジンE3を
生成するオメガ3系は以下の食品から摂取できます。

γリノレン酸や魚油(DHA・EPA)、しそ油
亜麻仁油えごま油、くるみ・・・等

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対するオメガ6系は以下の食品が有効です。
しそ油えごま油フラックスシードオイル等。

食品としてのオイル類は
参加も早いので、サラダや和え物に混ぜるなど
生食で火を通さずに摂取する方がいいです。
火で栄養素が壊れてしまう恐れがありますからね。

これらを偏食する事無くバランスよく摂取する事が
体内回復力を自然に向上させるポイントです。
ちなみにそのバランス比率ですが、
オメガ3:オメガ6=1:4が推奨値で
1:1でも大丈夫なようですよ。

現代日本では1:10~1:50程度の
バランスの悪さとか・・・オメガ6系を増加させる
要因は動物性脂肪や肉・卵・乳製品への偏りみたいです。

 

まとめ

薬に頼りすぎるとかえって効きが悪くなると
言われていますが、治癒回復力も例外では
ないようです。

なるべく自然回復力を向上させるよう
食卓のバランスを考えましょう!

  • 自然治癒力を高めるには血流量と質の良い血液
  • 痛みが発生するのは治療中である証拠
  • オメガ系オイルのバランス良い摂取で痛みが軽減
  • オメガ3:オメガ6=1:4が推奨値
  • 体を温めること=冷え性はNG

編集後記

さんまさんの思わぬ告白に衝撃を受けましたが
それなりに理に適った診断になりそうです。
くれぐれも参考までとしてくださいね。

コノハのマジっすか?ブログでした!

 

でわでわ、また今度。

 

 

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