mapiece
出典:hanamio.exblog.jp/iv/detail/index.asp?s=14692189&i=201101/03/59/b0151059_23513050.gif

 

こんにちわコノハです。
機能性だけでなくオシャレに
自宅のキッチンを飾る事が
最近のトレンドですね。
高島屋でそのキッチンアイテムを
一手に仕切るバイヤーのセレクトショップが
「マピエス」というのですが、
とてもオシャレなんです。

 

 

スポンサーリンク

はじめに

2009年の春頃、高島屋は「ヒッツオン!」という
キッチン用品専門エリアの柱周りや通路の傍等に
幅1m四方の商品棚を設置したセレクトアイテム
コーナーを誕生させました。

このコーナーの特徴は、常設展示で約30アイテム程の
調理小物を並べ、その商品を紹介したメディア名と
放映日・掲載日を記したPOPを付け、メディアに出てから
約1カ月間展示した後、別の商品に入れ替え常にコーナーの
鮮度を保つというのがコンセプト。

mapies京都店
出典:lifewithantshop.petit.cc

一時期、店全体の売上げが伸び悩む中、この企画はヒットし
「ヒッツオン!」コーナーだけは17.3%も伸ばしたというから
目の付け所が良かったようです。

今では珍しくもない事ですが、当時は
既にTVや雑誌等で商品が取り上げられるとお店に
問い合わせが殺到し始める状態でした。

しかしそれまではアイテムごとに陳列された商品棚から
1つ1つ探し出すという状態…モタモタしている間に
他店へお客さんが流れてしまう事が多かったそうです。

「何とかお客さんへ商品を迅速に届けたい」と
白羽の矢が立ったのが、高島屋でキッチン用品バイヤーを
務めていた「植田尚子」さんです。

 

マピエスというブランドを誕生させた!

世界中を飛び回るバイヤー

植田尚子
出典:made-in-seto.jp/member.html

氏名:植田尚子(うえだ なおこ)
職業:株式会社高島屋MD本部セントラルバイヤー
略歴:同社1981年入社
ライフスタイルショップ「マピエス」を立ち上げる
海外見本市へ定期出張
2014年12月に瀬戸焼のブランド発表会にも参加

オシャレ小物や雑貨が大好きな
綺麗なマダムな印象!

 

「ヒッツオン!(Hits ON!)」の仕組み

高島屋バイヤーの植田さんらがキッチン用品卸業
「ワイ・ヨット(名古屋市在)」社と提携を進め
TVや新聞・雑誌などで調理小物が紹介されると
ワイ・ヨット社から高島屋へ連絡が行き、売り場担当は
在庫商品をヒッツオンへ陳列。無ければ直ぐに仕入れする。

このシステムのおかげでチャンスロスを
減らす事に成功ています。

この仕入れ陳列とメディア露出による広告効果を生かして
売上に繋げる体制を整えた事が上記の売上倍増へ
大きく貢献した秘密のようです。

 

スポンサーリンク

コーナーの名付け親でもある植田さんは
「商品が顧客の目に付きやすく、
手に取りやすい」よう、また「顧客の問い合わせにも
販売員が素早く対応できるよう仕向けた。」
これがまさにヒットのキッカケを生んだ始まりです。

そこから社内オリジナルキッチンブランドとして
「マピエス(mapiece)」を誕生させました。

「マピエス」とはフランス語からとった造語で
「ma=私の」と「piece=ひとつの、1室」から
組み合わせた言葉。

「ひとつひとつの物を組み合わせて、
自分流の暮らしを創って下さい」という思いが
込められていて、高島屋オリジナルの生活雑貨
セレクトショップとして全国展開しています。

今後の植田さんの活躍次第で、更にオシャレで
料理するのが楽しみな調理小物がお目見えすること
間違い無しですね!

 

そんな植田さんが今イチオシなキッチンアイテムが
こちらの記事で紹介されています。

参照記事:高島屋セントラルバイヤー植田尚子おススメキッチングッズ5選!

 

 

高島屋の企画の裏側…

高島屋のみならず全国各デパートは工夫を凝らして
オリジナルの企画を取り扱います。高島屋も様々な
業者とタイアップして物産展を行ないます。

出典:youtube

上の動画は楽天とコラボして夏の人気グルメを集めた物産展
「楽天市­場うまいもの大会」を前にした商品選定の模様です。

美味しいものばかり取り揃えて真剣な顔で吟味していますが
きっと楽しくて仕方ないお仕事でしょうね~(素人考えw)

スポンサーリンク

 

まとめ

バイヤーって大変なお仕事。
商品の先見性だけではなく、どうやって
お客さんへ価値を提供するか?考えて
アイディアを出して売り場にお目見えするまで
企画がかなり練られています。

私達が目にする商品ディスプレイは、そんな
裏方さん達の創意工夫とトレンドの先取りをされた
アイディアの宝庫なんですね。

  • 植田氏は高島屋のバイヤー
  • 1981年入社以来、キッチン用品一筋
  • 2009年春ごろ、「ヒッツオン」コーナーを生み出す
  • 店の売上が横ばいの中17%以上の収益を上げた
  • 「ヒッツオン」は全国高島屋で同一展開されている
  • 同店セレクトショップとして「mapiece(マピエス)」を展開
  • 世界中からバイヤーが選んだオシャレ雑貨やキッチン用品を販売

他にも名を知られていないプロフェッショナルを取り上げた
記事がこちらにありますので、あわせて読んでみて下さいね。

 

 

編集後記

雑貨屋巡りも大好きなコノハは、ああいうセレクトコーナーに
目がありません。ずーっと手にとってあれやこれや考えて
結局買わないことが多いですがwみているだけでも楽しくて
自分好みの雑貨に出会えるとその日1日ハッピーですw

 

でわでわ、また今度。

スポンサーリンク