出典:日本そうじ協会習慣教育今村暁オフィシャルサイトより
↑右端で手を上げる喜納兼史さん
こんにちわコノハです。
世界四大ウルトラマラソンで
日本人の活躍が目覚しいです。
2011年当時、慶應義塾大学出身の
応援指導部主将の喜納兼史(総合政策)さんも
アタカマ砂漠マラソン参加・完走した一人でした。
喜名さんは5つある各ステージの直前に
これまで培った日本の応援団式パフォーマンスを披露!
大会参加者に大変好評を得たそうです。
はじめに
喜納さんは沖縄県出身で地元の
昭和薬科大学付属高校から慶應義塾大学
総合政策学部を卒業しています。
2011年当時、慶應大で応援指導部の
主将を務めていた方です。
今村暁氏と出会い、下宿先を提供したのがキッカケで
同じ学生の田島大輔さんと三人が何かとツルムようになりました。
そこから宮古島100kmマラソン、香港100kmトレイル、
日本山岳耐久レースハセツネカップ72km、サハラレース250km
を三人で完走するまでになったそうです。
社会人として二人が巣立つ前に、三人で思い出を作ろうと
チームであのウルトラマラソンに出場することにしたのです。
ちなみに応援指導部の活躍は下の動画で
チラ見してみてくださいね。
出典:youtube 「東京六大学野球 慶應義塾大学 応援風景(H26.4.27 明治2回戦)」
恐らく喜名さんが先頭を
勤めているであろう動画は↓コチラです。
出典:youtubu「慶應義塾大学応援歌「若き血」 慶早合同デモンストレーション2010」
アタカマ砂漠マラソンについては別記事でも紹介しましたが
大会主催者から必須携帯荷物リストがあげられていて、各個人が
総重量10kgの荷物を背負いながら砂漠の中を250km、7日間で
走り抜くという鉄人レースです。
アタカマは南米チリの高地3,000mにある砂漠地帯で
空気も薄く、昼夜の気温差が50度以上も開く環境です。
そのような過酷な中、喜名さんはわざわざ学生服と革靴を用意し
各ステージが始まる直前に慶應伝統の応援エールを送り続けました。
そのスポーツマンシップが大会側に認められ、日本人チーム初となる
「SPIRIT AWORD賞」を受賞したそうです。
出典:エキサイトニュース
↑アタカマ砂漠でレース直前に応援団エールを披露する喜納さん。
各ステージで苛酷な環境を潜り抜けてきたランナーに
国籍など関係なくエールを送り、とても喜ばれたそうです。
そんな喜名さんは結構熱く強いメンタリティを持った男のようです。
喜納兼史のアタカマ砂漠マラソン
準備段階から吹っ切れた性格
当時一緒にチームを組んだメンバーの話では
その奔放振りが伺えます。
砂漠のレースでは不安の大きさイコール荷物の重さに
なるそうで、チーム最年長の今村暁氏は初の砂漠マラソンで
用意したバックパックの総重量が15kgに達し、走る前から
相当な心配をされていました。
しかし、チームメイトの喜納さんはというと…
「時計?いらない。誰かに聞く」「カメラ?いらない。田島と2人で
ひとつあれば十分」「サプリメント?いらない。」と荷物を軽量化。
なかなかの自信家のようです。
その証拠に「俺は求められている!応援しなければ!」と
意気込んで、何故か学ランをパッキングしたといいますから
驚きのメンタリティです。
どこからそのような自信が湧いてくるのでしょうか?
周囲への配慮が出来る天然系
砂漠マラソンは250kmもの長丁場です。
体をケアし続けなければ、即リタイアに繋がる
大変デリケートなフィジカルケアが要求されます。
今村氏は川を横断後には必ず足を止め
チーム全員の靴下交換を必須としたそうです。
しかし交換し終えるのに何故か毎回15分かかったそうで
その時間すら惜しいと考える喜名さんでした。
しかし応援団で培った経験からか?
年長者を立てることを知っているので急かしたり、
一人勝手に先へ進むような無茶はしなかったそうです。
そんな喜名さんはカメラからは好かれていないようで
今村氏から借りたカメラを湖に落っことし、チームで用意した
カメラも同様に落っことすオッチョコチョイです。
チェックポイントで休んだ際、トルネードが吹き荒れ
テントが吹き飛び、雨が降ってきて荷物がビチョ濡れになっても
グースカ寝ているというから、凄いタフな?メンタリティです。
そんな状態でも、自分の応援パフォーマンスに
どうすれば外国人選手達が乗ってくれるのか?ばかり
考えていたというから呆れるやら凄いんだか…。
Finisher’s party
チーム4位を獲得!
見事ゴールを果たした日本人チーム。
結果として、喜名さんたちのチームは総合4位を獲得したそうです!
通常では優勝者しかもらえない記念プレートを
「SPIRIT AWORD賞」を受賞したのがきっかけで
同時に頂くこともできたそうです。
チームを代表して今村氏がスピーチすることになり
「1年前の今日、日本では大きな地震があり、
2万人近い人がなくなりました。そのとき、世界中の人たちから支援していただきました。
ありがとうございました。今、私たちは生きています。
健康と、時間と、お金と、周囲の理解を有して、
この大会に出場することができています。私たちは本当に幸せです」
出典:日本そうじ協会習慣教育今村暁オフィシャルサイトより
…と感謝をこめてのスピーチで一層開場は盛り上がったそうです。
ちなみに喜名さんはアタカマ砂漠マラソンを完走した年の10月に
エジプトサハラ砂漠で行なわれた同250kmマラソンを完走。
更に翌月11月にはキリマンジャロ登頂を行い、見事制覇したそうです。
どんだけ体力有り余ってるんだろう…メンタルも凄いですね!
まとめ
凄い大学生がいたものですね。
溢れる体力や強いメンタリティもそうですが
何か自分に出来ることで周囲を元気付けたいという
喜納さんの思いが伝わるようなアタカマ砂漠マラソンでした。
今後、社会人になった喜納さんの活躍とリーダーシップに
期待したいものです。
- 沖縄県の昭和薬科大学付属高校から慶應義塾大学総合政策学部を卒業
- 2011年当時、同大応援指導部主将を勤めた。
- アタカマ砂漠マラソンの各ステージで応援団パフォーマンスを披露!
- アタカマ砂漠マラソン初の「SPIRIT AWORD賞」受賞
- アタカマ砂漠マラソン後、キリマンジャロ登頂成功!
- 熱い心を持った天然系
参考サイト
編集後記
それにしても砂漠マラソンを完走した後に
山登りまでしちゃうなんて、もぅ驚きを通り越して
開いた口が塞がらないですよ…
でわでわ、また今度。