こんにちわコノハです。
時々海外に行くと時差ぼけで悩みます。
何とかしたいぃぃーって思いながらも
楽しくていつの間にか忘れる事が
多いのですがw
まだ今後の検証待ち段階ですが
この程、「時差ぼけ」を直すのに役立つ
効果的で簡単な方法がわかりました!
はじめに
これは山口大時間学研究所の
明石真教授らのチームが、マウスと
培養細胞を使って解明した体内時計に
関する実験結果です。
人の細胞は約60兆個で構成されている
事がわかっていますが、その1つ1つに
体内時計がDNAレベルで存在します。
これまで体内時計を調節するには
規則正しい生活と朝日を浴びること等
一定間隔での生活習慣の改善でしか
調節方法が分かっていませんでした。
体内時計を効果的に調節する
以前、副交感神経についてお話しましたが
通常、自分の意思でコントロールできない
ホルモンの分泌を、機能する条件を利用する
事で制御が可能です。
今回その条件を利用する事で、誰でも
時差ぼけを克服したり昼夜の生活リズムが
狂っている人が夜型・昼型へ調節する事が
可能である事がわかったのです。
私達は食事をする事で必要な栄養素を
吸収しようと、体が自動でコントロールし、
食べ物の分解、消化、吸収をします。
その際、血液中に糖分が流れ出ます。
血中に流れ出た糖分は体内を駆け巡り
必要な場所へ運ばれ、それぞれ消費されます。
消費されなかった分は脂肪として蓄えられ
必要な時に出し入れされるのですが
その糖分の血中割合をコントロールしているのが
「インシュリン」というホルモンです。
実はこのホルモンが体内時計を調節する機能を
果たしている事が先の実験で実証されたのです。
マウスを使った実験で食事の際に分泌される
インシュリンがどのように体内時計に作用するのか?
この実験では、肝臓など食事と深く関わる組織の
体内時計に対し、強く作用する事が分かったそうです。
↑体内時計の仕組みを解明!
時差ぼけの解消方法は?
インシュリンは糖分の血中割合を制御するのに
必要なホルモンの一種で、食事等により血中に
膵臓から分泌されます。
食事に関係する組織でインシュリンが
分泌されると体内時計に作用し、
リセットする効果を発揮するそうです。
つまりインシュリンの分泌を促す食事を意識的に
取れば、体内時計がリセットされ、狂った時計を
戻してくれるというのです。
インシュリンを分泌させるのに効果的な食事とは
どんなものなのか?それを摂取すれば時差ぼけに
効果を発揮しそうですね。
先の明石教授によれば
「例えば時差ぼけの時は、
夕食にインスリン分泌を促進するような成分を
豊富にとり体内時計を進めるようにすれば良いし、
朝食はその逆にすればいい」出典:米科学誌セル・リポーツ
と述べているそうです。
これはかなりお手軽に誰でも時差ぼけの
調節が出来そうですね。
現段階では動物等による実証実験なので
今後の研究次第で、タイミングと食事量等が
わかってくることでしょう。
まとめ
睡眠に関するリズムの狂いは現代病で
時差ぼけに限らず、昼夜逆転した生活は
健康へ悪影響することもわかっています。
健康リズムが変わる前に、自前で出来る
予防策として知識に入れておきたいですね。
- インシュリン分泌を促す食事で体内時計がリセットできる
- 糖分の多い食事がインシュリン分泌を促す
- 夜眠くするには夕食に糖分の多い食事をとる、朝は逆
- 海外旅行では現地時間に合わせて事前の食事メニューを考える
編集後記
まだわからないことが多いですが
今後の実験の進捗を待ちたいですね。
薬飲んで不自然にコントロールしたり
体の負担になるより食事で負担が少なく
時差ぼけを克服したいです。
でわでわ、また今度。