出典:respons
こんにちわコノハです。
2015年10月2日パリのモーターショーで
新型Type-Rのコンセプトモデルがお披露目
されました。
はじめに
前回ジュネーブでお披露目されたモデルは
デザインコンセプトで今回はその中身を
煮詰めた最終プロトタイプと言えるようです。
どんな車になっているのでしょうか?
次期タイプRはこれまでのRシリーズ
の中で歴代最速最強であると開発
関係者は公言しているそうで
シビック・タイプRのプロジェクト・リーダー
蓮子末大(はっしすえひろ)は、「過去にホンダは
4つのタイプRを作り出してきた。
シビック、インテグラ、アコード、そしてNSX。
しかし、新しいシビック・タイプRは、
そのトルクフルなフィーリングやエンジンの
レスポンスにおいて、過去のそれらのマシンを
ライバルと呼べないほど高い次元にある。
また、敢えてマニュアル・トランスミッションを
採用したのもこだわりのひとつだ。
確かに時代はデュアル・クラッチ全盛にあるが、
ホンダは “ドライバーの愉しみ” を最大限にするために、
あえてマニュアル・トランスミッションを選択した。」
と語っている。出典:Response
とても力強いコメントです。
よほどの自信作なのでしょうね。
NSXさえもライバルにあらず…な
勢いさえ感じます。
スポーツカーファンとしては
ますます楽しみです。
気になるスペックは?
時期Cvic Type Rはまだコンセプト段階
なので2015年の発売実車とは
いくらか異なる可能性もあります。
しかし今回パリモーターショーで
お披露目されたプロトタイプモデルが
市販者に最も近いはずです。
まず気になるエンジンは新開発です。
これまでの自然給気タイプから一転して
過給機付属のターボエンジンとなるようです。
2,000cc直列4気筒の「i-vtec」に手を加え
新世代パワートトレイン技術郡として
「EARTH DREAMS TECHNOLOGY(アース・
ドリームス・テクノロジー)」の直噴エンジンを
開発、280馬力以上発生するエンジンとなっている
とのこと。
高出力を発生しながらEU圏内統一排出ガス規制
ユーロ6をクリアしているというから、きっと
内燃機関としての燃焼効率も高いものと思われます。
どうしてそこまで高出力のエンジンを開発する
必要があったかというと、今回タイプRを開発するに
あたって、ひとつの目標が定められていました。
ニュルブルクリンク北コースで
市販FF車最速ラップタイムを誇るルノー・メガーヌ
R.S.トロフィーに挑戦することです。
メガーヌRS275トロフィーRは7分54秒3で
現在最速となっています。
ホンダは2015年モデルのシビックで
このタイムを破る事に挑戦しようと
開発をしているのです。
いずれ最速タイムをたたき出した
シビックタイプRがFIA世界ツーリングカー選手権に
参戦する「Honda Civic WTCC」として席巻するのも
そう遠くないかもしれませんね。
ターボで高出力エンジンを備えるので
当然ブレーキにも負担が掛かります。
その為大径ディスクキャリパーが備えられ
そのキャリパーを収めるホイールは20インチ!
全てがニュルブルクリンクにおける
挑戦に向けてバランスを考慮しています。
ウワサでは300馬力オーバーをほこるとされる
エンジン出力を備えるとのことで、新型タイプRを
支える足回りも新しいコンセプトが利いています。
何とステアリングに備えられた「+R」という
スポーツモードへ切り替えるスイッチを押すことで
いつでもサーキットモードへ足回りが瞬時に変更され
エンジン出力もレスポンス重視のセッティングへ
可変するモードチェンジ機構を設置しているようです。
具体的には「+R」スイッチを押すと、
エンジンレスポンス、トルク特性、新開発の
「アダプティブ・ダンパー・システム」により
サーキット向けの設定に変化。
FF大パワー車にありがちなトルクステアを
最小限に抑えるためダンパーを硬くする
システムが自動で設定変更を行なうようです。
これら大きなチューニングポイントを加えることで
0-100km/hが6秒以下で達成できるとのこと。
そんなCivic Type R 2015の動画が
下記より見ることが出来ます。
出典:Civic Type R Concept/シビック TYPE RコンセプトfromYoutube
エンジン音や走行シーンはまだ確認できませんが
ボディデザインや後部ウイング、フロントに備えられた
空力スポイラーがType Rの凄さを想像させます。
早くお目見えするといいですね!
まとめ
現在、新型タイプRは2015年としか
アナウンスされておらず、価格面はおろか
発売時期についても詳細が分かりません。
しかし2015年はジャパンスポーツカーが
軒並み足を揃えて発売を迎える年です。
心待ちにして楽しみは取っておきましょう!
- Civic Type Rは2015年欧州で先行発売予定
- エンジンは2,000cc直噴ターボ
- ホイールサイズは20インチ
- 「+R」システムが備わりサーキット走行セッティングが自動化
- 出力は300馬力以上を想定
- マニュアル6速
出典:Response
追記1
HONDA-UK限定ですが2014年12月1日より予約金3000ポンド(約56万円)を
支払うと受注生産受付してくれるという情報が出ました!@Response
ホンダ シビック タイプR 次期型、英国で予約受注を開始
既に予約注文を終えた新NSXに引き続き、ヨーロッパ先行発売なんですね!
日本へはいつ頃になるのか未だ未定ですが、販売実績次第で2015年内には
お目見えしそうですね。
心配なのはミッションの問題です。
あの問題は解決されたのでしょうか?
シビックタイプRターボにDCTは搭載されるか?お家事情について
タイプRを購入する人は
たいていマニュアルシフトを選ぶでしょうけどw
ちょっと気になります。
編集後記
2015年はスポーツカーファンにとっては
たくさんの楽しみがあるシーズンとなりそうです。
ホンダではS660や今回のType R、
マツダがロードスターを他にもスポーツカーが
発売年となっているので、久しぶりに
車業界が賑わいそうです。
詳細が分かりました、こちらで
追記としてお知らせしますね!
でわでわ、また今度。