出典:望月製紙
こんにちわコノハです。
マツコ・デラックスさんが明石家さんまさんの
お誕生日ギフトとして贈ったといわれる超高級な
プレゼントが凄いのです!
その名も「羽美翔(はねびしょう)」
何と皇室献上品として収めていた実績もある超高級な
トイレットペーパーなのです。
何故、高級品とされているのか?
調べてみました。
はじめに
望月製紙はユネスコの無形文化遺産に登録される
土佐典具帖紙で有名な高知県の製紙メーカーです。
大一級河川でも知られる清流「仁淀川」の水を使用しています。
皇室へは2007年12月より5年間に亘り、
献上品の指定を賜り、大事におさめていたそうです。
参考記事
かげろうの羽と呼ばれる修復和紙!土佐典具帖紙について
そのこだわった独特の製造方法が高級な理由のようですが
作り方に秘密があるのか?あるいは素材でしょうか?
ローテクで高コスト製法
望月独自の製造行程
同社の一般的なペーパーが1日あたり5,000ロール程度
製造する所を望月社は、そこをあえてわずか「150」ロールの限定で
製造しているのがこの「羽美翔」という商品です。
素材自体が柔らかいので、乾燥させる行程を必然と
遅らせないといけないのが実際の所のようです。
あえて製造スピードを落とし、繊維の長さや柔らかさを維持するため
製造工程を低速化、紙を引っ張り過ぎないように注意が必要です。
そのおかげで究極の肌触りを生み出す事に成功しているそうです。
職人が日々の気温・湿度などを勘案して、機械の調整を行い
原料が持つ特性を最大限に生かした、その日最良の商品を製造しているのも
この製品が生み出される元となっていて、薄利多売の逆を行き
プレミア商品を生み出すことで他社と差別化しているようですね。
出典:望月製紙
材料はカナダから
トイレットペーパーの多くは再生紙を利用して製造されることが多く
たまに新聞や雑誌片が残っていたりするのを見かけた人もいるかと思われます。
しかし、望月社では厳選したカナダ内陸部産のパルプを100%使用。
繊維が長く細く柔らかいのが特徴で、まさに「羽美翔」にとって
もっともこだわっている部分の一つです。
しかもこのトイレットペーパーは柔らかいことが災いして?
機械的に加工し滑り止めや模様付けする「エンボス加工」が
施せないそうです。
エンボス加工とは?
裏面を押し上げて浮かす(したがって裏面は凹む)方式、
表面に特殊なインクを付着することで凸部を形成する
(裏面は凹まない)方式がある。紙に対する印刷の加工方法として広く利用されており、クレープ加工とも言う。
インクを使わず紙に模様を入れたり、手触りを良くしたり、薄い紙を一枚一枚
はがれやすくする効果がある。また書籍の表紙カバーで印刷をしたタイトルやイラストの縁をエンボス加工することで、
見た目と手触りとの二重の効果を与えることが出来る。金属での例としては自動車のナンバープレートが代表的なものである。
視覚障害者用の点字もエンボスの一例である。
出典:wikiedia
上記にあるように、紙へインク印刷の代替として用いられている技術が
施せないほどデリケートな素材に仕上がるようですね。
驚きの価格!
皇室献上品としての実績もあり、公式サイトでは
還暦祝いや特別な贈答品としての需要を見越して
特性パッケージを用意するなど、高級品としてのプレミア感を
醸成しています。
そんな超高級トイレットペーパー「羽美翔」のお値段は
3ロール入りが¥5,000、Top画像にもある特別贈答パッケージだと
8ロール入り¥10,000もします!!!!
これをお手洗いで利用できるかどうかはさておき、
とても面白いプレゼントになりそうです。
同製法で作られた「羽二重」という製品なら
お手頃価格?の4ロール¥850という価格です。
もー金銭感覚麻痺しちゃいそうですねw
出典:望月製紙
まとめ
トイレットペーパーにそこまで予算を出せるかどうか…微妙ですが
一度肌触りだけでも体験してみたい商品ですね。
高級ティッシュとして売り出されているネピアの鼻セレブとどっちが
柔らかくて自分にあっているか試したいです。
- 土佐典具帖紙で有名な高知の製造メーカー
- カナダ産パルプと製造工程を低速化する事でプレミア商品を開発
- 2007年から5年間、皇室へ献上された実績
- 1日150ロール限定製造
編集後記
高級品ってきりが無いですね…
でも一度本物に触れてみるのって結構良い経験になりそう。
いつか手にして見たいですね。
でわでわ、また今度。