こんにちわコノハです。
マツダのクリーンディーゼルカー
として大注目を集めているCX-3。
勝手ながらその実用燃費を予測してみます。
CX-3の実用燃費は?
メーカーが出してくる公証燃費は
一定の環境(測定用サーキットなど)で
燃費が最も良くなるような設定で
数値を出してくるのがコレまでの
セオリーでした。
今でもそんなにやり方の変更は
無いと思われますが2011年4月以降に発売される車両は「JC08モード」
による測定で行なわれる規定になっていて、より実用値に近いとされています。
公証の大よそ3割引が妥当
実際に乗ってみないと本当の所がわからないのが車の現実。
これまでプリウスやアクアなど
名だたるハイブリッド車が
思ったほど燃費が良い、実際は
言われているほど燃費が良かった
ということは稀です。
やはりユーザーの使用する環境
によって全く違ってきますので、
そこは厳しい目で実際の燃費を考慮に入れる必要があります。
私もコレまで乗ってきた車や
発売された新型車の燃費について
いろいろ考えたことがありますが
実際に乗り比べて計測してみると、
だいたい公証値の3割引くらいが
実際の燃費だなーという結論を得ています。
だいたいこの数値を計算すると
失敗が少なく、むしろ買う前に
把握しておけばガッカリさせられる
心配も無いですね。
CX-3の実用燃費は17.5km相当か?
マツダのWebサイトで見ると
一番スペック上で燃費の良い
モデルは2WDの「XD」で、
JC08モードでの値は25kmと発表されています。
これを3割引すると…
17.5kmくらいとなります。
あのボディサイズでこの燃費なら、
まだいいほうではないでしょうか?
同じエンジンのデミオと比較すると重さがアダに…
排気量が1,500ccと小排気ながら
重量が1,240kg、同じSkyactiv
エンジン搭載で1.5リットルの
デミオ比較で110kgも重いことが
燃費の差となって現れています。
ディーゼルはエンジンの構造上、
ガソリンエンジン比較で大きく
なりやすく、どうしてもエンジン
単体で重量増は仕方ありません。
更に小型SUVというボディの
大きさがデミオと比べる時には
その車体の大きさがモロに重量増
へとなってしまっています。
それをカバーするために
コンピューターの設定を変更して、
トルクを出すようにしてあり、発進や
加速は重量増を感じさせないよう
味付けに配慮しているようです。
燃料価格で差が縮まる
レギュラーガソリンと軽油の
価格差は常におおよそ¥20/リットル
くらいなので購入後にこの差が出てくることでしょう。
最初は車両本体価格と実用燃費で
少しガッカリする事もあるかも
しれませんが、ガソリン価格は
常に輸入に左右されています。
今後の動向次第でこのわずか
¥20差が私達の家計に大きな
影響を与えることと思われます。
恐らくデミオはビッツやアクア、
マーチクラスのコンパクトかーを
視野に入れているユーザーにとって
一つの選択肢であり、もともと
CX-3の購買層とは一致しないと思われます。
ユーザーに選ばれる車かどうか?
いずれにしても、車選びはユーザー
次第ですので、そのデザインに
惹かれて買う人もいれば、新技術を
試してみたい人や使い勝手に魅力を
感じる人もいるでしょう。
それぞれが求める使い方にマッチ
した車選びをすれば、ハイブリッド
、ディーゼルもあまり関係ないような気もします。
自分の使い勝手にマッチした
車選びに拘りを持って選ぶことが
何よりも満足度の高い買い物に繋がると思います。
順次、試乗会が始まるので
まずは近くのマツダに問い合わせて
試乗してから購入を検討してくださいね。
でわでわ、また今度。