今日もマリーがかつてブライダル業界にいた時の経験からお話します。
お互いのご両親へ挨拶が終わって一安心!
実はまだ準備は始まったばかり…そのまま「婚約」のステージまで駆け上がります!!
両家での顔合わせは、お二人が幼馴染や学校の友人でない限り、ご両親は「初めまして」となります。
しっかりと計画を立てて、和やかな雰囲気の顔合わせにしたいですよね?
所で「顔合わせって何をするの??」と、想う方も多いのでは
今回は顔合わせの準備と、流れをご紹介!!
日取りはご両親を優先に!これが正しい決め方!
出典:https://www.photo-ac.com/
顔合わせはお式を挙げる3~6か月前が一般的で、日程や場所はお2人がメインで計画を立てていきます。
決めるときは必ず、お互いのご両親に都合のいい日を確認して下さい。
「いつでも良い」「任せます」と言われても真に受けてはダメ!!
「私達は〇〇日と、××日と、〇×日あたりが都合が良さそうなのですが、いかがですか?」とあらかじめ3日ほど候補を決めておいて相手のご両親へお伺いを立てましょう。
ここで「○○日にしました」と勝手に決めるのは失礼にあたるのでNGです!!
会場の予約は開催予定日の3~6週間前には取っておきたいですね。
しかし、こういう日に良しとされる「大安」は人気があるので、季節によっては取りにくい場合が…
少し早めに動きだした方が良さそうです!!
なので、催したい日から逆算して1~2週間前と言う事になりますね。
「大安」以外の「吉日」の選び方
本当は大安が良いけど予約が取れなかった…
そんな時は他の日でも大丈夫!
他にも吉日はありますよ!!
【「大安」以外の「吉日の選び方」例】
- 友引(ともびき):朝は吉、昼は凶、夜は大吉
- 先負(せんぷ):午前は凶、午後は吉
- 先勝(せんしょう):午前は吉、14:00~16:00は凶
- 赤口(しゃっこう):何をするにも辞めた方が良いが、かろうじて11:00~13:00は吉
- 仏滅(ぶつめつ):大凶日避けましょう
時間を守れば他の日でも吉日はあります。
カレンダーを見て参考にしてみてください。
ただ、ご両親は「大安でないと!!」と気にされる方も居ますので予約前に確認をしてください!!
家族の顔合わせに出席させる人&開催場所の選び方
何かない限り必ず参加するべきなのは、自分達と、その両親の6人です。
兄弟、姉妹、祖父母は特に呼ぶ必要はないと言われています。
でも、せっかく顔合わせなのだからと家族全員で開催するパターンもありますので、こちらはご家族で決められたらいいと思います。
因みに、参加人数をお互いで合わせる必要もありません。
結納ではなく顔合わせなので、会場は「ある程度格式のある」ホテルのレストランや料亭の個室が一般的です。
個室の方がリラックスも出来ますし、周りの目も気にならないからオススメ!!
他の人の目を気にせず過ごせるので個室のある会場を選びましょう。
結婚式場の候補があるのなら下見がてら行ってみるのも良いと思います。
また、予約の際に「両家の顔合わせ」と伝えておくと縁起のいい食事を用意してくれる場合もあるので伝えてみると良いですよ!!
あと、皆さんの食べ物アレルギーの確認をお忘れなく!!
せっかくの会食の場で、食べられない物が出てくるなんて…義理とはいえ、これから家族となる相手なのに、結婚前から印象が悪くなってしまう恐れはなくしておきましょう。
個性はNG!?会食の場にふさわしい服装とは?
出典:https://www.photo-ac.com/
女性は洋装ならワンピースやスーツでシンプルな物です。
柄物や大ぶりなアクセサリーは避けて、全体的にフォーマルにまとめましょう。
和服なら、華やかな振袖で!
結婚したら着れなくなってしまいますので、着るなら今のうちです!!
男性は黒やグレーのフォーマルスーツです。
ネクタイは特に決まりはありませんが、祝いの席なので黒系は避けてください。
Yシャツはシンプルな物を、ネクタイは季節感の出る色味を使うと粋な感じがして素敵です。
こちらも基本的にはフォーマルに着こなしましょう。
よれよれの物はNG!!
直前にクリーニングに出してビシッとシワを伸ばし、靴は綺麗に磨きます。
細かい事を言うようですが「キチンと感」が大切です!!
「個性が出なくてつまらない」と思われるかもしれませんが、このような席では「無難」と「清潔感」が正解です。
また、ご両親の服装も出来たら確認をしておきましょう。
片方がフォーマルで、片方がカジュアルだとチグハグになってしまいます。
結婚式でもそうですが、洋服は「格」を合わせるのがベストですので、
あらかじめ「こんな服を着てきてほしい」と伝えておくのが安心できると思います。
フォーマルならフォーマル、セミフォーマルならセミフォーマルで合わせておきましょう。
そして、天候や、季節でも気を付けた方が良い事があります。
もしも天気が悪かったら心配なのが…
家から綺麗な服を着て行くと台無しですよね?
余りにも天候が酷いようなら、会場で着替えるようにしましょう。
または、換えの靴を用意して!!
暑い夏場の挨拶の場合は…待ち合わせより早く行って少しクールダウン!!
まさか汗だくで、化粧が落ちた状態で会うわけにはいきませんよね?
汗が引いた&お化粧直しをした頃に顔合わせが始まるようにすると夏でも爽やかで清潔な印象になります。
当日までに決めておくべき事!会食の進行担当やそもそも会食って何をするの?
「顔合わせ」なら、進行はお2人でされるのが良いと思います。
初めに男性が「本日の感謝」を伝えます。
なので、内容はあらかじめ用意しておきましょう。
長くなくて良いので、「今日集まってもらった感謝」と「楽しんでほしい」という旨は、必ず伝えてください。
進行するにあたり注意が1つ
普段「呼び捨て」や「あだ名」、「○○ちゃん、君」などで呼んでいるなら、あえて「○○さん」と呼ぶようにします。
癖がついてしまっているかもしれませんが、改まった席なのでしっかりとした線引きが必要です。
そして、相手のご両親を呼ぶときは「○○さんのお母様、お父様」と言った具合に呼びます。
まだ結婚はしていないので、この呼び方がマストです。
その後にお互いにご両親の紹介をします。
紹介は男性側から女性側の順番に行います。
「父の○○と母の△△です。お二人は登山をされると伺いました。父と母も山登りが趣味で先日○○山に登ったみたいです」
など、共通の趣味や盛り上がれそうなネタがあるようなら積極的にアピールし、和やかな雰囲気になるように誘導します。
趣味以外に、仕事や出身地、旅行の話も盛り上がりますよ!!
そのためには顔合わせの前にお2人で両親の話をしておく事を全力でお勧めします!!
両親の共通の話題が見つかり、紹介文が作りやすくなりますよ♡♡
ここまでは料理が出てくる前までに行います。
料理が出てきたら、食事を楽しみつつ家族の話や、これからの事を話していきます。
【今後の予定発表を兼ねた話題】
- 結婚式はいつごろか
- 結納はするのか
- 新居はどうするのか
- 仕事はどうするのか
- 子供はどうするのか
しっかりと話をしながらも今回はホスト役に徹して、グラスの空き具合も気にしながら、必要なら追加の注文などもしなくてはいけません。
まるで「接待」しているみたいですねw
皆様、程よく緊張しているので飲むペースが速くなる傾向があります。
しかし、ここは顔合わせの場です。
お酒の失敗などが無いように、ご両親もご自身も気を付けて!!
程々にしておきましょうね!!
時間が来たら締めの言葉を2人で伝えて終了です。
お二人ともお疲れ様でしたっ!!
最後に忘れてはならない当日の精算。
ここで焦らないために基本的に精算は「折半」にします。
ただ、片方が遠方から来ているなど負担がかかる様なら、あらかじめ支払いをどうするか話し合いをしておきましょう。
最近は感謝の気持ちを込めてお2人が支払うというパターンも増えてきていますので、それも視野に入れて考えてみてください。
因みに、世の中の「顔合わせ」の一人当たりの料金設定は7,000円~10,000円と言われています。
帰る際にスマートに退室できたら、言う事なしのパーフェクトです♡♡
流れとしてはこんな感じですね。
まとめると
- 日程はご両親を優先に決めていく
- 目安は式の3~6か月前、準備はそこから3~6週間前
- 良い日取りか希望なら少し早めに動く
- 個室のある会場を狙う
- 参加するのは基本的に、本人たちと、そのご両親
- 服装は「無難」と「清潔感」が大切
- 進行はお2人で、ホストなので気配りも忘れないように
- あらかじめ話し合って、当日盛り上がるような両親の紹介を考える
- お酒はほどほどに
- 支払いはあらかじめ誰が払うのか決めておく
恐らく当日は気を遣う1日になってしまいますが、「顔合わせ」は家族を繋ぐ為の大切なステップとなります。
お互いのご両親に安心してもらうために力を合わせて頑張りましょう!!
ただ、絶対に失敗していけないわけではありませんよ!!
どちらかが失敗してしまったら、フォローしてあげられる2人で居れば問題ありません!!
ご両親も祝いの席ですし、多少の失敗は逆に微笑ましく見てくれるはず!
余り頑張りすぎずに、自分に出来る事を精一杯おこないましょう!!