↑収穫直後の「ブラックサポテ」
こんにちわコノハです。
メキシコ原産でカキノキ科の果実。
みんなが大好きなあのスイーツにそっくりな
風味の「ブラックサポテ」って知ってますか?
収穫時のパッと見は熟する前の緑色の柿の実。
でも食べると全く似ても似つかない柿とか
はじめに
「サポテ」はメキシコの先住民の言葉で
「やわらかく甘い果物」という意味で、その通り
熟した果実を押すと凹むほど柔らかくなった時が
食べ時との事。
現地ではつぶしてペースト状にした後
オレンジジュースや砂糖、ブランデーと一緒に混ぜ
デザートにして食べるのが一般的らしいです。
収穫した実をそのまま食べても、日本の柿よりも
甘みがありクリーミーな舌触りらとか。
↑収穫直後の中身
サポテとは
大きく4種類あるがみんな別物
サポテにはブラック以外にもホワイト、黄サポテ、
小サポテがあり、それぞれは別の科に属していて
別の種類らしいです。
恐らく生った実が「甘くて柔らかい」ところから
サポテという名が付いているのでしょう。
雌雄同一株なので受粉させるためには
別の雌雄株を栽培して人工的に受粉させるか
するなど、ちょっとしたコツが必要とか。
↑ブラックサポテの花弁
実の中に5~9つほど
種があり、割と簡単に発芽させる事ができるほど
栽培は簡単で、種まきから10程で双葉が芽を出すそうです。
成長が早いのでベランダ栽培は無理さそう…
ハウス栽培している農家さんでは樹高170cmを超え
グングン成長するとか…
サポテ類の中でもとりわけ美味しいとされるのが
この「ブラックサポテ」で、風味はチョコレート!
食感がプディングのようだとか…
食物繊維もたっぷりで体によさそうな果物です。
流通していないのは何故か?
これは単純に、収穫から早くて2~3日で
傷んで食べられなくなってしまうから。
しかも栽培できるのは南国等の亜熱帯気候のみ。
メキシコ原産であることからも
その辺の環境はどうしても選んでしまうようです。
ハウスで温室栽培できる環境があるなら
大丈夫でしょうが、一般的には無理です。
栽培が簡単そうなだけに残念ですね。
この実は早積みで収穫するため
茶色く色づくまで3~6日ほど待つそうです。
鹿児島~沖縄では一部栽培している
農家もあるらしいですが、なかなか販売するのは
難しいようですね。
↑アイスクリームショップでのトッピング
オーストラリアではそのままアイスクリームの
トッピングになるほど好まれていて、とても
一般的な食べ物のようですよ。
↑ブラックサポテと生クリーム和えのチョコ風味ケーキ
生クリームと混ぜるだけでお手軽にチョコレートケーキの出来上がり!
食べた感じも、まんまチョコレートケーキで言われなきゃわかんない
レベルとか…
↑ブラックサポテのチョコレートサンデー風
これもただ混ぜただけのチョコレートサンデー風
サポテレシピ!見た目じゃわかんないですね。
栄養価も優秀
ダイエットの味方!
チョコレート味でプディング風な食感なら
人気が出そうですが、さらに凄いのがその栄養価!
低カロリーで高ビタミン、低脂肪なうえに
オレンジの4倍ものビタミンCを含んでいて
カルシウムやリンも含んでいるそうです。
同じ食べるダイエットなら
こんな方法もあります。
ちょっとハードな感じもしますが…
もしオーストラリアに観光などで出かける
機会があれば、是非市場かアイスクリームショップなどで
この果物を見つけてみてくださいね。
↑ブラックサポテの食レポ(英語版 youtubeより)
まとめ
残念ながら栽培している現地で購入後、直ぐに食べるか
何かしらの加工食品でなければ味わうことは難しそうです。
同じ様にご当地野菜として
収穫後でしか味わえない幻の
野菜にこんなのもありました!
フルーツなのにチョコレートプディングなこの果物
一度食べてみたいですね。
- メキシコ原産のカキノキ科
- 傷みが早く収穫後2~3日で食べられなくなる
- 食感はチョコレートプディング
- 国内では沖縄~鹿児島あたりで栽培している所もあるらしい
- ミネラルやビタミンも豊富でチョコレートよりヘルシー
編集後記
世界にはいろんなフルーツがありますね。
庭があったらブラックサポテ栽培してみたいなー。
でわでわ、また今度。