ジャコウネコ
出典:item.rakuten.co.jp

 

こんにちわコノハです。
寒い時はココア、気分を変えて紅茶、主に飲むのは
コーヒーな私ですが、世界にはとても貴重でとんどもないほど
高値がつけられているコーヒーがあるそうです。

上の画像は「ジャコウネコ」と呼ばれる動物です。
まるでフェレットとアライグマを掛け合わせたような動物ですが
この子がある事をすることによって、とても貴重なコーヒー豆が誕生するのです。

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はじめに

ジャコウネコ由来で収穫されるコーヒー豆は大きく分けて
二種類あります。一つはインドネシア産=コピ・ルアク種
もう一つはフィリピン産=カペ・アラミドという品種です。

実はどちらも同じジャコウネコの排泄物から収穫される
コーヒー豆で、コーヒーの実を丸ごと食べるのですが外皮だけ消化され、
残りは体外へ排出されるため、それを人手により収穫するという珍しいものです。

何故そんなに貴重品とされるのでしょう?

 

 

超高級コーヒー豆「カペ・アラミド」

収穫方法から違う

希少性で言えば、フィリピン産の「カペ・アラミド」はとても貴重品です。
その理由は、収穫方法にあるからです。

インドネシア産の「コピ・ルアク」種はジャコウネコを檻に入れて飼育し
その餌にコーヒー豆だけを食餌させて排泄物を収穫する方法をとっています。
養鶏場のようなものですね。

かつてJALのファーストクラスでは、このインドネシア産「コピ・アルカ」が
振舞われていた時期があったそうです。

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フィリピン産「カペ・アラミド」の場合

他方フィリピンでは、ジャコウネコを飼育してはならないという法律が既定されていて
どうしても山深い所へわざわざ分け入って、自然に落ちているものを収穫する
必要性があります。

フィリピンの山に原生するコーヒー豆の木のある場所は、そのほとんどが自然の草木が
生い茂っていて、時にコブラや他の毒蛇、クモ、トラなどあらゆる自然の猛威が待ち受けています。
そんな理由もあり、より希少性があるとされています。

つまりは命がけで収穫しているんですね。
ちなみにフィリピンの山に原生するコーヒーの木は「アラビカ種」だそうです。

 

 

 

完全オーガニックなので健康に良くて安全!

コーヒー栽培は他の野菜や果物と同様に農薬を使用し
大量に早く同じ様な規格で収穫されるようにコントロールされています。
その為、大量に継続して飲み続けると農薬の害があるとされています。

カペ・アラミドは1日に1kg程度しか収穫できないといわれるほど
貴重品でしかも自然そのままの収穫方法ですから、健康に良いのは当然ですね。
ましてや量に限りがあるので希少性が増すのは否めません。

あるカペ・アラミド輸入販売専門店では、現在の販売価格が
わずか50gで\7,800!! 超高級コーヒー豆ですよね…。

 

出典:youtube

 

実際にフィリピンでカペ・アラミドを収穫する模様をおさめた動画です。
首都マニラから車で2時間も掛けてようやくたどり着く山奥です。

かなり山深いところに分け入っていくので毒蛇による口咬事故が多いそうです。
それでも獲れる量は1日1kg程度。

もしご馳走に与った際には、是非フィリピンへ思いを馳せ
有り難い気持ちで頂いて欲しいです。

 

 

で、どんなコーヒーなの?

実際のコーヒーとしての味わいはどんなものか?
あまりにも貴重品すぎて飲んだ人に此の方会った事すらないのですが
専門店のインプレッションによると、ローストした場合フルーティーな甘い香りと
ダークチョコレート、ヘーゼルナッツの味わいと香りがするそうです。

普段ブラックが飲めない人でもゴクゴク飲める、とにかく美味しいコーヒーだそうです。

それもジャコウネコが好んで食べるコーヒーチェリーのおかげ?とかw
ジャコウネコは雑食性ですが、美味しいコーヒーチェリーを探し当てる優れた
能力を持っているそうです。

しかも大喰らいw
美味しいコーヒーチェリーを求めてたくさん食べて欲しいですね。

ジャコウネコの出したアレ
出典:alamidcoffee-japan.com/

まるでナッツ入りのチョコバーみたいですw

 

 

 

まとめ

カペ・アラミドはフェアトレード商品が出回っています。
現地の人に多く収益が出て、自然と経済の両立を図る
優れた流通システムだと思います。

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そうでなくともかなり破格なお値段のコーヒーです。
専門に提供するお店は限られますが、是非一度味わってみてくださいね。
ちなみにインドネシア産コピアルカはザ・リッツカールトン東京のラウンジで
1杯5,000円で頂けるそうです。

  • ジャコウネコが食べたコーヒー豆を焙煎して入れたコーヒーのこと
  • インドネシア産「コピアルカ」、フィリピン産「カペ・アラミド」という
  • 生産方法の違いによりフィリピン産がとても希少性があって美味しい
  • フィリピンではジャコウネコを飼育してはいけないという法律がある
    インドネシアでは逆に檻で飼育してコーヒー豆だけを食餌させている
  • かつてJALのファーストクラスでコピアルカが提供されていた
  • ザ・リッツカールトン東京のラウンジなら1杯\5,000で飲める
  • あるカペ・アラミド輸入販売専門店では50gで\7,800で購入できる
  • カペ・アラミドはフェアトレード商品

コーヒーには様々な効果がありますね。
眠気を妨げたり飲み方によっては健康を左右する効果もあるとか…
そんなコーヒーに関する記事を以前書いてますので、良かったらあわせて
ご覧ください。

参照記事

 

編集後記

最初は「じぇじぇじぇじぇ!!!!」ってなりましたが
風味が良くてブラックチョコの味やヘーゼルナッツの味が
するということで俄然興味心身です。

一度はいただいてみたいですねー。

 

でわでわ、また今度。

 

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